とべ動物園を応援する写真クラブのブログ

とべ動物園内で写真撮影をしています写真クラブのホームページ管理人ブログです。動物写真を中心にカメラや写真コンテストなどあります。

ホーム > アーカイブ - 2023年01月

部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ編)


部分撮影は、全体で表現するとは異なり、顔、鼻、手、足、尻尾など一部分だけ選び
ピックアップして、特徴をより強く伝える技法です。
今回はアフリカゾウを例に紹介します。



部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ)



3頭を一緒に撮影しました。
写真の通り、手前下側にコンクリートの壁とワイヤー・支柱、奥にはゾウ舎など様々な人工物が写ります。
記録写真としては分かりやすくて良いですが、アート作品としては情報量が多く印象が弱くなります。
そこで登場するテクニックが「部分撮影」です。





部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ)


ゾウの部分撮影でおすすめの1つは「水」です。
水を飲む、水浴び、プール、水に浸かる、水遊びなど様々なシーンがあります。

2頭の顔をメインに部分撮影することによりダイナミックな迫力を表現していますが、
全体を見せようとしてピントが甘くなり、さらに写真右下と左上の人工物が、少し気になりませんか?

撮影後に画像編集ソフトや写真加工アプリなどで人工物を削除や編集も可能ですが、
もし、写真コンテストや写真コンクールへ応募する場合は、審査時に「過度な加工」と判断され
マイナス評価の要因になる可能性がありますため応募要項の確認が必要です。






部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ)



奥側のゾウが、鼻から豪快に水が飛び出している良い瞬間の写真ですが、
ゾウの後ろ姿(お尻)が重なり、どうでしょう?

作品としての主題、メインが分かりにくいような・・・。
撮影状況を知らない人には、難題で伝わらない場合があります。





部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ)



写真から状況が分かりますでしょうか?

答えは、ゾウが屋外プールに入ってで遊んでいる様子ですが、文章などで追加説明が無いと分からないです。
撮影者は撮影現場や状況をよく知っていますが、部分撮影はその名の通り一部分だけの写真です。

シャッターチャンスと思い無我夢中で一生懸命撮影、今すぐSNSに投稿したい、わくわくやハイテンションなど
撮影時に様々な強い感情があっても「場の雰囲気にのまれて撮らされる」と・・・。
当たり前のことですが、「写真を撮る」ことはとても大切です。






部分撮影のテクニックについて (アフリカゾウ)


最後に作例です。
ゾウの鼻と水だけの極端にシンプルな構成で、水をつかみたいけど上手くつかめない・・・。
肉眼では見えない、写真だから表現出来る世界観、ストーリー性のある水遊びを表現した作品です。


作例を紹介した時、撮影会、写真教室などで「最新のカメラが必要?」と、よく質問があります。

上記作例は、2007年(平成19年) に発売のCanon EOS-1D Mark III、既に製造販売終了した古いカメラで撮影しました。
約1000万画素で最近の携帯電話やスマートフォンと比較しても、低画素なカメラです。
画素以外に連写性能、ピント精度、フォーカスエリア、IOS感度など今時に比べて低性能です。

つまり、新型カメラが必要、不要に明確な答えはないです。
最新を買うのも良いし、お気に入りを長く愛用するのも良いです。
自分にピッタリ合う、自分が撮影したい写真が撮れるカメラが、答えでしょうか?


部分撮影は、「くっきり」、「はっきり」、「分かりやすい」が、基本です。
更に「おっ!」、「すごい」、「ドッキリ」、「楽しい」、「うれしい」などあると、より強く伝わり印象に残ります。






関連記事


にほんブログ村 写真ブログ 動物写真へ
にほんブログ村
[ 2023/01/02 13:20 ] ゾウさん | トラックバック(-) | コメント(0)