動物園には、自然や野生とは大きく異なり「人工の・・・」という物が多くあります。「人工物=邪魔」ではなく、今回は逆に利用するテクニックの紹介です。
カワウソ舎・屋外展示場、写真の真ん中あたりに人工の滝があります。実はよく見ると、この滝の奥にカワウソさんがいます。(カワウソさんが屋外展示場で遊んでいない、お昼寝していない、見当たらない時がチャンスかも?)
その様子を動画撮影しました。滝の奥にカワウソさんがいるのが分かりますでしょうか?顔が見えた瞬間がシャッターチャンスです。
滝の水流にシャッタスピードを合わせるのが撮影テクニックです。スピードが速すぎると小さな粒々点々になり、逆に遅すぎると白い糸みたいなブレた縦線になります。撮影場所から人工の滝までは約2~3メートルくらいと近いため、レンズは200mm前後の望遠ズームレンズがお勧めです。普通に立って上から見下ろすように撮影するよりも、しゃがんで膝をつくような低姿勢で動物と目線の高さを合わせるとより効果的です。
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Author:tobezoophoto